車でも電化製品でも省エネ性能と言う言葉をよく耳にする今日この頃です。
もちろん住宅も例外ではありません。
建物本体の省エネ性能は断熱性能や機密性
という観点で見られてきました。
しかし、このところもてはやされるゼッチ(ZEH・ゼロエネルギーハウス)では、
住宅に付随する設備機器の力を借りて、トータルな省エネ性能としています。

ZEHで言われるエネルギーとは、家庭内で消費される最終エネルギーではなく、
石炭や石油、天然ガスなど自然界に存在しているままの形状で利用し、
発電所で得られるエネルギーのことです。これを一次エネルギーと言います。

家庭での最終エネルギー消費をまかなうために利用されたえエネルギー量を、
それに投入された一次エネルギー量に換算した効率を一次エネルギー効率といいます。
この一次エネルギー効率の値が、〇〇%削減などと言う表記となって表されています。

ただし、いくらエネルギー効率を削減していっても家庭生活をしている以上、
一次エネルギー消費をゼロにすることは不可
能です。
そこで、使ったエネルギーを自宅で作り出し、それを換算してプラスマイナスゼロにしようと言うのが、
ゼッチ(ZEH・ゼロエネルギーハウス)なのです。

それでは、この家庭で使うエネルギーの正体はと言うと、
給湯、冷暖房、換気、照明
などですが、この中で最もエネルギーを消費しているんものが、
42%を占める給湯、次が23%を占める暖房です。電気代がかかりそうな冷房などは何と9%
です。
ということは、給湯と暖房で65%を占めると言うことです。

効率を考えるなら、沢山使っているところを節約したほうが全体に与える節約は効いてくるはずです。
これまでは、オール電化のエコキュートという深夜電力を利用し、なおかつヒートポンプという空気の
圧縮を熱源にして湯を沸かす設備が省エネで優れているとされてきました。

原子力発電は構造上、良くも悪くも発電は24時間してしまいます。
この生み出されてもあまり使われない深夜に発電された電力を、
安く提供しようというのが深夜電力
でしたが、原子力発電が減り、
24時間発電するということがなくなってくると、深夜電力のメリットは激減します。

そこで、今注目されるのが、ハイブリッド車同様のハイブリッド給湯です。
電気のヒートポンプを使って、効率よくある程度までお湯温度を上げ、エコキュートでは
一番効率が悪くなる温度からを、ガスでお湯温度を上げるという
お互いのメリットとデメリットを補い合うように組み合わされたシステムです。

それは、ガスと電気のハイブリッドです。初期投資はエコキュートより少々割高ですが、
効率がエコキュートよりもよく、このためランニングコスト節約も期待できます。

私たちの住む山形では、国が定める基準値より平均37%の給湯一次エネルギー消費量が削減できるとされています。
私共の住宅の給湯設備では、同料金でオール電化の「エコキュート」とこのハイブリッドの
「エコワン(リンナイ製)」をお選びいただけるようにしています。

自分のお家のエネルギーインフラは、自分で選択して選ぶ時代となって来ました。









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私たちは、子育てファミリーを応援するため、不明瞭な建物価格を「何から何まで、すべてコミコミ」という
販売方法を開発しました。しかも、使用しなかった費用はそこからどんどん引いていく減額方式です。
これは世界で私共だけのシステムと自負しています。
ただ、残念ながらマンパワー上の制約で、現在新築戸建住宅を建築できるのは、
上山市、山形市、山辺町、中山町、天童市、
寒河江市、河北町、東根市、村山市、尾花沢市
までとさせていただいております。