この日は太平洋上へ航海中で、出席できないと思っていたお客様の地鎮祭に伺いました。
これも神様の思し召しでしょう。
今日は施主様のお父様お母様方もご臨席賜り、小さなお子さんお二人も玉串を奉呈されました。

地鎮祭は、とこ鎮めの儀式とか地祭りなどとも呼ばれますが、神主さんをお呼びし、竹で四方を囲み、しめ縄に紙垂(しで)を下げて紙の領域である結界を張り、その中に祭壇を設けて行います。祭壇の真ん中には御幣(ごへい)と呼ばれる竹に紙垂を挟ん祭具を飾り、ここが神様が光臨するお休みどころとなります。この御幣は、基礎を施工するときに家の真ん中の土中に埋めるものです。

地鎮祭には二つの意味があり、森羅万象すべての自然物に神様が宿るという日本古来の信仰により、土地におわします神様や近辺の八百万の神々、天上界からも神様をお迎えして、この土地に家を建てることをお伝えしてご挨拶するとともにその家と家系が末永く繁栄すること、工事が無事に完了することを祈願する儀式です。

この地鎮祭は迷信だとか不要とおっしゃる施主様もおられますが、こればかりは気持ちの問題であると思います。
地鎮祭を行わなかったから祟りがあるとかというわけではないでしょうし、行ったとしてもご不幸が訪れることだってあるでしょう。それ故に気持ちの問題と言うわけです。私共も宗教や信仰を押し付けるつもりもありません。
施主さんには、地鎮祭は行いますか?とお聞きして、やりますと言われる施主様には段取りをお知らせしています。

とわ言え、私も羽黒山の羽黒派古修験道の山伏でもありますし、地鎮祭はおやりいただくに越したことはありませんので、催行の折には、私も必ず山伏の白い注連(しめ)を首に下げて出席し、土地の神々へ起工のご挨拶と許しを請います。
さすがに、住宅地はお隣さんが隣接しているので、山伏のほら貝は鳴らさないようにしていますが・・・。








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