昔、さだまさしの「関白宣言」なんていう歌が流行ました。
歌詞を聴くと、ずいぶんとワンマンな亭主に貞淑な妻の内容にも聞こえます。
その「亭主関白」ですが、先日読んだエッセイで面白いのがありました。

日本史で習ったと思いますが、関白は太政大臣などとセットになったりする言わば時の政権のトップです。
言ってみれば、もう、だれも文句も言えない雲の上の絶対的権力の役職です。
ですが、一番偉いのはその上の天皇です。
その天皇を補佐して、時を持して天皇にも意見具申するのが関白の仕事。
亭主関白の関白も同様
とすると、天皇は? そう「奥さん」と言うことになります。

されに亭主の語源は、茶道をされている方ならご存知だと思いますが、お茶を振舞う側の主人を亭主と呼びます。
いわゆる茶室の主です。
そうすると、この関白と亭主を合わせた「亭主関白」なる言葉の意味するところは、ワンマンな亭主ではなく、
奥さんを補佐し、さらにはチヤホヤともてなすホスト役
ということになります。それを誤解している人が多いと
筆者は綴っていました。

う~ん、そうであったか・・・。
さだまさしはとんでもない誤解を我々に植え付けてしまったなぁ。
私もご他聞に漏れず誤った「亭主関白」ぶりを発揮していたようにも思えます。数年前、息子が独り立ちして
家を出てからは、お互いを「お父さん」、「お母さん」と呼ぶのをやめて、お互いの名前に「さん付け」して
呼ぶようにしました。これを機会に、「亭主関白」という本来の意味の存在にするよう努力はしてみようかなぁとも・・・。






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