これが何だか分かる方は、それ相応のお年です。と言っても、今は女性芸人がネタにしているので、若い方々も知っているかもしれません。
初代の携帯電話ショルダーホンです。これと同時に車載電話と言うのもありました。
実は、発売されて直ぐの頃、前に居た会社の経営企画室長が上の階から順に、これを肩から提げて各フロアにお披露目に来たのを覚えています。値段は目ん玉が飛び出るほどだったことも記憶しています。彼はフロアで一番偉い長のデスクへ電話し、通信コードが繋がっていないことをアピール。「これからは、こういう時代になります!!」と言っていました。

それまではビーパーと呼ばれるポケットベルを持たされての外回り営業でした。最後の方は簡単な文字まで受信できるレベルのポケベルでした。常に首に鈴を付けられているようで何だかいい気分ではありませんでした。

それから年を重ねるごとに通信が発展し、機材もピッチと呼ばれるPHS、手の平もあろうかという大きな携帯電話、折りたたみ式の携帯電話、スマートフォンと変遷を重ねます。ちょっと前まで携帯電話には格納式のアンテナまで付いていました。私がオーストラリアに駐在中の携帯は、弁当箱ぐらいある携帯電話で、電池は長続きしないし、持ち運びにも随分苦労したのを覚えています。今から30年も前の話ですが・・・。

さて、私などは仕事で通話もあれば、現場の写真を撮る、現場とLINEでのやり取り、クラウド上での図面の確認、社員とのショートメール、会社のfacebookの発信、スケジュール管理や工程の管理、現場計測、施行現場の天候チェック、新規現場の場所の確認などなど、それまではタブレットやデジカメ、メモ帳、ノート、図面に工程表を持ち歩いていたのですが、今はスマホ1台ですべてが可能になりました。年のせいでちょっと細かい字が見えづらいのですが、文字を大きくして何とか不自由なく読めてもいます。

私は山形県宅建協会の役員をしていますが、会議資料の多さと言ったら、半端ではありません。役員は結構お年を召した方々も多く、随分前からペーパーレス会議を提唱されていましたが、なかなか直ぐにと言うわけにはいかず今日に至っている経緯があります。それでも大英断で、今年から試験的に会議の通知はメールを活用していますし、それをどこでも受け取ることができ、出欠もメールで返信可能になりました。

もう一つの試験的導入は、会議資料をコピーして渡すのではなく、クラウド上にアップし、これを会議の席上、皆がタブレット端末やスマホで資料を見ながら会議をやってみようという試みです。残念ながらこれは私一人だけで実験しています。でもすこぶる快適です。何しろ手ぶらで会議へ行き、必要な資料はクラウドで保管されていますので、市書類棚に分厚い資料ファイルが必要ありません。そして、どこへでもその資料を持っていけるというメリットもあります。

ただ、惜しむらくは全国的にWIFI環境が整っていないことです。海外などでは至るところでWIFI環境がオーバーラップしていて、切れ間なく使用することができます。今後インバウンド客が沢山訪れるのでしょうから、せめてスマホの機会だけ先進国になるのではなく、通信環境も先進国並みになって欲しいものです。







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私たちは、子育てファミリーを応援するため、不明瞭な建物価格を「何から何まで、すべてコミコミ」という
販売方法を開発しました。しかも、使用しなかった費用はそこからどんどん引いていく減額方式です。
これは世界で私共だけのシステムと自負しています。さらに月々家賃並のローン支払いのローコスト住宅でもあります。
ただ、残念ながらマンパワー上の制約で、現在新築戸建住宅を建築できるのは、
上山市、山形市、山辺町、中山町、天童市、
寒河江市、河北町、東根市、村山市、尾花沢市
までとさせていただいております。