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どこからやって来るのか・・・結露

 「こんなに結露する家は欠陥住宅ではないか!」とお叱りを受けることがままあります。
お引渡しの折に、営業担当からご説明しているのですが、ご説明不足であろうと反省しています。

この結露、まったく同じ仕様の家でも、する家としない家があります。
どこが違うのか・・・・・。
それは生活スタイルです。
これを正直に申し上げたら、「うちの生活スタイルのせいにするのか!」
またまたお叱りをうけた事もあります。

ご存知のように、家中の空気には水分(湿気)が含まれています。
これは室温により最大まで含められる水分量が変わってきます。
温度が高いほど水分を含むことができます。
その暖房して暖かくなった空気には、たっぷりと水分が含まれています。

この空気は、暖まると上へ上へと移動します。階段室を抜けて、2階の各部屋へと到達します。
この2階の部屋が、1階のLDKと同じ室温であれば、何ら問題はありませ
ただ、冬場に誰も居ない2階の部屋を暖房しておくことは、なかなかないと思います。

冬場、1階は暖房して23度なのに、2階は暖房せずに10度なんてことは、ままあります。
1階のトイレだってそうです。
さて、この室温の低い部屋へ進入した暖かく水分をたっぷり含んだ空気は、一気に冷やされます。
そうすると、飽和点を越えた水分は形を変えて水に変わります。どこまで?
寒いお部屋の室温が含むことができる水分量まで押し出されて水に変化すると言うわけです。

しかも、2階のお部屋の最も温度の低いところから順にこの空気は水に変化していきます。
それは窓ガラスやカーテンの裏側、押入れの壁側、
ウォークインクロゼットの隅、たんすと壁の隙間
などです。

対策はどうでしょうか。
暖房して暖かくなった空気には、沢山の水分を含めることができます。
よって、水分を含めないようにすることが大切です。つまりは、湿度を下げるということです。

言い方を変えれば、水分の出もとをシャットアウトすることが望ましいですが、
実際は部屋干しもするでしょうし、トイレで排出や呼吸もするでしょう。お風呂や炊事もするでしょう。
それより何より、普通にしていても人間の体から1日に2.3リッターの水分が部屋内に蒸発すると言われています。
家族四人なら実に9.2リッターです。
1リットルのペットボトルで9本分を霧吹きで、部屋中に撒き散らしている
ことになります。

ではどうすれば・・・・。
2階の部屋暖房を弱にしてなるべく光熱費が掛からないようにしながら暖めておくことも得策ですし、
24時間換気は必ず回しておく必要もあります。
設計の換気計画では2時間で家中の空気が含まれた湿気ともども全て入れ替わることになっています。
ただ、これはあくまで机上で計算した設計上でのお話です。実際はそう簡単にはいきません。

逆転の発想で、扇風機などを活用して、湿った暖かい空気が、
窓ガラスやウォークインクロゼットに来ないようにブロック
するとか、
湿った空気をエアコンや除湿機で除湿してしまうのも方法です。
一気に対策を組むと、どれが効果があったのか分からなくなるので、
一つ一つ行って効果があるものを見つけ出す方がいいと思います。

うかがったお家で、まったく結露しない家は、1階をエアコンで暖房し、部屋干しをしておらず、
2階はパネルヒーターを弱にして暖房している家でした。
もちろん24時間換気は洗面所と階段室を回しっぱなしにしています。さらに吸気口はクローズにせず、
全開にしていました。何よりも各部屋には湿度計を設置して、湿度が高くなったら、除湿機を使う
ようにしているとのことでした。

あまりに、室温を上げすぎるのも問題です。その暖かな空気には、これでもかという水分を含むことができるからです。
要は生活スタイルを何らかの方法で変化させないと現在起こっている結露現象は防ぐことはできないのではないかと思います。

ちなみに、体表面からの水分蒸発は寝ているときが一番発散するそうです。
寒い部屋で寝ていれば、空気に含められない水分は、寝室の窓などで、一気に結露することになります。

暖かい高級な飲み屋で飲むビールグラスには、たっぷり水滴がつきますが、
屋台で飲むビールグラスには、なかなか水滴もつきませんよ。






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